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猫1匹・犬(ウィペット)2匹・おかやどかり・音楽を愛し、エキセントリックな日々を過ごす管理人の日常を綴ります。


by nana_gizmo
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カメムシ

 なんですか今、カメムシの季節なんですか?
いたるところにカメムシがいて、ものすんごく迷惑してるんですが。

先日、家の中にカメムシが入り込んで、ブンブンと飛び回っていた。
私は緑色で飛ぶモノが特に嫌いなので、居ても立ってもいられない。
なにしろあの臭いが無理。捕まえようもんならこっちが悶絶させられる。
臭わせずに撃退する方法はあるんだろうか?

ネットで調べると「石油系のスプレーを噴射すると舜殺だ」と書いてあるので、
クマにそれ系のスプレーを借りて噴射するも、苦しんでますます激しく飛び回る。
「ガムテープで貼付けて捕るのが効果的」とあるが、押し付ける強さを誤ると
臭いの洗礼を受けると書いてあるので、これは却下。

結局飛び回るカメムシをリビングに封じ込め、電気を消して窓を開け放し、
勝手に出て行ってくれることを望む消極的な撃退法へ切り替えた。

翌朝、一見すると逃げていったように見えたが、残念ながら食卓の真上にある
ライトに止まって休んでいるのを発見してしまった。
もう、捕まえるしかない。

ガムテープを輪っかにして、そーっとカメムシの背中に近づける。
カメムシがたじろぐ。人間もたじろぐ。
レーダーの如く、触覚がウィンウィン動き始めた。
やばい。
飛び立たれそう。
本当に、本当にそーーーーーーっと、カメムシの背中にガムテープを押し当てた。









刹那、カメムシが下向きに飛び立った!!!
「いひゃーーーーーっっっっっ!!!!!!」と、食卓から飛び降りる人間。
申し訳ない、階下のご家族。

潰したらかなわないので足下と周辺をクリアにすべく、物をどかしまくる。
一番怪しそうな部分をクリアにする時は、特に慎重に。そーーっと、そーーーっと。
が、いない。そこら中見たのに居ない。
このままじゃリビングで何もできない!!と、血眼になって探しまくる。
怪しいところから、ぜんぜん怪しくなさそうなところまで捜索範囲を広げた。

すると、居た。
食卓から遠く離れた床に這いつくばり、ジッとしている。
夜行性なのか、動きは鈍い。

今度こそ、仕留める。
そうじゃないと心臓が持たない…。


今度は背中に押し付けるだけではなく、周りの床にもガムテープを押し付けて、
逃げられないよう捕獲することにした。

そっと背中側からガムテープを押し付け、素早く左右上下の床にも押し付ける。
もう逃げられない。
でも、当たり前だけど、剥がすのは大変。
ここで衝撃を与えてしまい攻撃されたら大変だ。
慎重に、慎重に、これでもかと慎重にガムテープを剥がす。
そうしてやっと、カメムシの捕獲に成功した。

ネットには、そのまま裏返して包んで捨てろ、と書いてあった。
たとえカメムシとはいえ、やっぱり逃がしたい。
仕方ないので、ガムテープに貼付けたまま、ベランダに放置してみた。
ヤツに根性さえあれば、脱出できるだろう。

次の日ガムテープを見ると、キレイサッパリ居なくなっていた。
足だの羽だのさえ残していない。根性あるな、ヤツら。


昨日、散歩の途中でとある方からキンモクセイをいただいた。
散歩しながら「良い香り〜!」とフガフガしつつ、枝を持った腕を
ブンブン振りながら帰宅した。
水道水で葉の裏側から水をジャンジャン浴びせ(水分補給と虫除け)、
花瓶に生けた。満足げに眺める人間。

と、一番上に大きなカメムシが顔を出した。
「んげっっっ」と一声上げ、窓の外でキンモクセイをブンブン振った。
カメムシは落ちたが、花も散った。
残念ながら枝だけのキンモクセイは捨てた。


マンションの階段にカメムシが鎮座している。
もちろんマーキーが渾身の力を込めてリードを引っ張り、口に入れようと頑張る。
人間はこれを阻止するべく、必死でリードを引き返す。
そしてヒジを痛めるのだ。

せめてヤツらが臭いさえ出さなければ、ここまで迷惑に思わない。
もう少し温かい目で見てやるのに。
いつまで出続けるのか知らないけど、この攻防はしばらく続きそうだ。
くそ〜。
by nana_gizmo | 2009-10-13 21:03 | 徒然