猫1匹・犬(ウィペット)2匹・おかやどかり・音楽を愛し、エキセントリックな日々を過ごす管理人の日常を綴ります。


by nana_gizmo
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キューの出産記録3

2009年11月15日(日)出産

0:30
激しい陣痛に産箱内をのたうち回る。
出産前に出るものを排出。
水を飲んで吐く。何度も激しく吐く。

1:40
1時間経ったが本格的な陣痛は来る気配がなく、
ぐったりと横たわったまま浅い息を繰り返す。
胎動はまだある。
陣痛を促すため、外を歩かせる。
その後、何度か軽くいきむが、すぐに止まってしまう。

2:50
産道に子犬が降りてきたらしく、痛みで一声吠える。
立ち上がって激しく動き回る。
時折陣痛が1〜2回来るが、周期的ではない。

3:15
痛みで激しくのたうち回り、立ったり横たわったり。
なかなか大きな陣痛がなく、子犬が出てこない。

3:35
激しくのたうち回っていたが突然立ち上がり、ケージ外へ飛び出す。
そのままリビングの戸口へ向かうのでドアを開けると、一直線に玄関まで走る。
玄関を開けるとホールへ飛び出し、オシッコをしてすぐウンチの姿勢。
と思ったら、すぐに第1子の鼻先が現れた。
そのまま出てしまいそうなほど激しくいきんでいるので、
第1子の鼻先を支えつつキューを抱えて室内へ戻る。

3:40
産箱へキューを入れたが再度飛び出してきて、結局ケージ前で出産体勢。
あわてて産湯を汲みにキッチンへ走る。
破水をしたがなかなか出ないので、ガーゼで掴んで回し出す。

3:45
072.gif第1子出産 牝 レッドブリンドル 226g

子犬が出たと思ったら、キューは猛然と胎盤に食いつき
あっという間に臍の緒の処理を始めた。
その間、こちらはガーゼで子犬の鼻を拭き取り呼吸確保に努める。

が、鳴かない。
鼻から呼吸を吸い出したり、息を吹き込んで詰まっているものを
吐き出させても一向に鳴かない。
臍の緒が切れたので、切り口を縛り産湯へつかわせて体をこすり
刺激を与えて温めても鳴かない。

最後の手段として、自分の頭の上から股下まで子犬を逆さに振り下ろす。
10回ほど繰り返し、やっと産声を上げる。
元気そうに動くので、体をよく拭いてから乳首を含ませおっぱいを飲ませる。
よく飲んでいる。この間に写真を撮る。

4:00
すっかり落ち着いておっぱいを飲ませるキュー。
臍の緒から血の匂いがするため、しきりに舐め倒している。
あと4頭残っているのに、すでにお産を終えたかのような落ち着き。
そして疲れきってぐったりしている。

4:40
最初の出産から1時間経ったが、大きな陣痛がこない。
歩かせて促そうとするも、疲れて立ち上がる力がない。
陣痛を促すマッサージをするが、気持ち良さそうに目を細めるばかり。
いつ陣痛が来ても良いように子犬を避けておく箱を暖めて、
第1子を避難させておく。

5:00
やっと激しい陣痛が来る。
羊膜が少し見えるも、すぐに引っ込んでしまい激しく苦しむ。
先に破水してしまったが、出ない。
そのまま死んでしまうかもしれない、と怖くなるくらいもがき苦しむ。

5:20
どうやら第2子は最初の子より大きいらしい。
立ち上がっていきむものの出ず、ドッと横たわる、を繰り返す。
キューはいきみ過ぎて瞳孔が開き、目の焦点が合っていない。
猫が最期に見せた表情にそっくりで、あの恐怖を思い出す。
再度激しい陣痛が来て痛みに堪えきれず、一声叫ぶ。
本当に死んでしまいそう。

5:25
072.gif第2子出産 牡 レッドブリンドル&ホワイト 270g

第1子の出産から時間がかかったものの、鼻先を拭いて水分を吸うと
元気に産声を上げた。おっぱいへの吸い付きも良い。
もう胎盤を食べさせたくはなかったけど、あっという間に口へ入れて処理。
キューは母性がとても強い子だ。

なかなか出なくて産湯を汲んでいなかったので、慌てて産湯を用意する。
子犬を避けておく箱の保温状態も再度チェックする。

5:35
072.gif第3子出産 牝 レッドブリンドル&ホワイト 170g

特に陣痛が来ていなかったので5分ほど産箱から離れてバタバタし、
再度のぞいたら第3子が出る瞬間だった。胎盤は出ていない。
胎盤が出てこなかったせいなのか、臍の緒を縛れないくらい短く切ってしまった。
前の2子に比べ恐ろしく小さく、痩せてお腹がへこんでいる。

鼻先を拭き羊水を吸い出し、産湯をつかわせるとかろうじて鳴いたが、
かなり危険な状態。臍の緒からの出血も止まりが悪い。
体を拭いて乾かし乳首を含ませてみたが、全く吸い付く力がない。
むしろ口を閉じることができない。
乳首を絞って口へ含ませたが、舌や喉を動かさない。

おっぱいを吸わせることは諦め、熱めのお湯をペットボトルに入れ、
体を温めながら体をこすり、刺激を与える。
子犬を温めつつ、片手で猫ブリーダーであるJDさんにメールで
子犬の状態を伝えたら、アドバイスを返してくれた。

JDさんのアドバイスを実行するも、第3子は次第に呼吸が
途切れがちになってきた。体温は全く上がらない。
呼吸が止まった、と思うと、思い出したように息を吸い込む。

この間、キューは断続的に陣痛が来ていた。
いつ第4子が生まれてもおかしくないくらい。
クマを叩き起こして、子犬を温めて刺激を与えてもらう。

第3子の出産から1時間ほど経った頃、部屋に朝日が射し込み始めた。
キューの陣痛がいったん収まったのでクマと代わり、
朝日を浴びながら呼吸を促し、温める。
わかっているけれど、止められなかった。
ほとんど息はしていない。

8:00
第3子 死亡。

8:15
072.gif第4子出産 牝 レッド&ホワイト 283g

やはり目を離した隙に出産。
なんとか胎盤を確保して、臍の緒だけ処理させた。
鼻先を拭いて、羊水を吸い出すと元気に鳴いた。
大きくて動きがよく、元気が良い。サンディに似ている。
元気が良すぎて臍の緒の口を縛るのに一苦労した。
おっぱいを激しく吸い、引き離す時は大騒ぎする。
第3子の胎盤が一緒に出るかと思ったけれど、出ない。

8:50
072.gif第5子出産 牝 レッドブリンドル&ホワイト 220g

小さいためか疲れているのか胎盤が出きらない。
胎盤は産道、子犬は外へぶら下がったままキューが歩き回るので、
なんとか座らせて胎盤を引っ張り出す。
臍の緒だけ処置させようとすると胎盤を口に入れるので、
この子だけハサミで臍の緒を処置する。
鼻先を拭き羊水を吸い出すが、鳴かない。
産湯を使わせて体を拭き、何回か逆さに振り下ろしたらやっと鳴いた。

キューの外陰を見ると千切れた臍の緒らしきものが少しだけ出ているので、
ガーゼを使い、渾身の力を込め引っ張る。
案の定、第3子の胎盤が出てきた。これで胎盤はすべて出た。
胎盤が子宮に残ると腐敗して酷い炎症を起こし、最悪の場合死に至るので
胎盤がすべて出たかどうかは重要。



最初の陣痛から10時間近くかかり、やっと5頭の子犬を出産した。
1頭は助けられなかったものの、他の子犬たちはとても元気。
子犬をキューへ戻し、大切な初乳をタップリ飲ませる。
途中大変だったので、第2子以降の写真はこのとき撮影。
出産直後の写真でないのが残念。

疲れきって虚ろな表情のキューだけど、ご飯をガツガツ食べ水を飲んだ。
臍の緒の匂いを気にして、しきりに舐め倒す。
おっぱいを上手に与えているし、かいがいしく世話を焼いている。

17:00
出産後初めての体重測定。
この時、体重が減っていることも多いけれど、
4頭はしっかりと体重を増やしている。
臍の緒はすでに乾いてきた。
とりあえず、これで一安心。
キュー、お疲れさま。
私もやっと眠れる!
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by nana_gizmo | 2009-11-30 23:40 | ウィペット