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猫1匹・犬(ウィペット)2匹・おかやどかり・音楽を愛し、エキセントリックな日々を過ごす管理人の日常を綴ります。


by nana_gizmo
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体操競技

 テレビのチャンネルを流していたら、ふと目についた体操。
ドイツで行われている体操の世界選手権・男子団体決勝。
いや〜、これがすごかった!!
ふだんスポーツなんか観戦してる時間がなかったので、
無職って良いなぁ、と思いながらテレビを見ること2時間。

どの競技でもそうなのでしょうが、久々に見るとその進化ぶりに驚きます。
ますます人間離れした大技がバンバン出てくる。
それは人間としておかしい、いや地球上の生物としてオカシイ!!
と、叫びながら鳥肌を立ててみるのも面白いもの。

だいたいつり輪なんか、どこにどうやって力を入れたら、あのあり得ない
ポーズをとって静止できるのか、それさえわからないほど重力を無視してる。
あたかも床の上でポーズをとっているような素振り。オソロシイ!!
それに跳馬なんか、いつの間にか器具そのものもカッコ良くなってるし。
見たことないような技があるし。なんだかすごい!!

体力的に厳しそうなのはつり輪だけど、痛そうなのは断然、平行棒だろう。
かなり以前にも書いたことがあるけど、あれってただの木の棒なんだよ。
かなり太い木の棒で、しなるなんて思えないぐらい固い木の棒。
あれがグッとしなるくらいの力がかかるんだから、体への負担も相当なもの。
肩なんか脱臼しそうだよ。スローで見ると、選手が一番痛そうな顔してる。
つり輪は苦しそうだけど、平行棒は痛そう。

床もずいぶん雰囲気変わったなぁ。以前ほど無意味な動きがなくなった。
男子の床は、豪快なのにあの変な動きが気持ち悪くて好きじゃなかった。
でも今回見たのは良かったし、人間離れ度・満点だった。
彼らはどれくらい宙返りを続けて行えるんだろう。目が回らないのかしら。
それに力倒立。これは簡単な技らしいけど、初めて目の前でやられた時、
こいつらは人間じゃない、と確信するほど不気味な物体だった。
この技を見るたび、初めて見た時の衝撃が蘇る。

今日は団体戦だったので、お国柄を見比べることもできました。
いつもは個人競技ばっかり耳にするから、欧米諸国の体操ってピンと来ない。
やっぱり中国は強い。オカシイくらいに技が決まって、乱れもない。
いつでも足先までピンと伸びてて、ブレたりもしない。オカシイ。
もしかしたら中国雑技団の方が難易度高いのかな?
まったくもって、中国はすごかった。文句のつけよう無し。
選手同士がハイタッチをする姿も見られ、中国も変わったんだ、としみじみ。

アメリカの体操は、まさにアメリカ人。
力技優先、うりゃ、どうだ、これでもか、みたいな雰囲気。
でも大味で、足をピンとそろえるなど細部までは行き届かないよう。
劣勢だったせいか韓国の選手は皆、口を尖らせて不満げな様子。
始終笑顔が見えず、「実力はこんなものではない」と言いたげな表情。
○○○の選手はゲイ??と思うくらい雰囲気満点。
それで選手同士ガッチリ抱き合って喜び合うと、セクシー過ぎじゃない?
本当はどうかわからないけど、ピュアピュアでマッチョって、なんだか。。。

こんなふうに不純な視点も混じりつつ、堪能させてもらいました。
やっぱりいいですね、マッチョは!
by nana_gizmo | 2007-09-06 23:55 | 徒然